Short Shorts Film Festival という、
国際短編映画祭へ行ってきました。
原宿のラフォーレ会場へ行ったのですが、
お客さんの列は6階の会場から
階段沿いに3、2階付近まで続いていました。
外国人も一割はいたと思います。
幸い、私たちは前売り券を買っていたので
かなり前の方に入ることができました。
色々なプログラムがある中で、
私が選んだのはアジアの特集。
インド、韓国、日本、台湾から5つの短編映画を観ました。
一番印象深かったのは、
インドの「殺人カメラ」(Black and white)という
白黒映画。
ある写真家のもとに、誰かからカメラが送られきた。
そのカメラで何気なく人の写真を撮ると、
その人が倒れて死んでしまう。
このシンプルかつ大胆なストーリーが
白黒のため無駄がなく緊張感があり、
さらに芸術的に綴られている。
お見事、の一言につきます。
映画が終わったら監督たちとの質問タイムがあり、
帰りに、一番と思う映画に投票します。
普通の映画館とは違って、観客は真剣そのもの。
熱心にアンケート用紙と向き合っていたり、
監督に声をかけたりしていました。
感性が刺激されるイベントでした!
Sunday 26 June 2011
Thursday 16 June 2011
横浜美術館の長谷川潔展
横浜美術館で開催していた
長谷川潔展へ行ってきました。
長谷川潔生誕120周年のイベントです。
恥ずかしながら、長谷川潔という方
聞いたことがなかったのですが、
レベルが高くてびっくりです。
戦前生まれで、若くしてパリに渡りました。
日本にいる時から感性がとてつもなくパリ的で、
パリに行くべくして行ったといっても
過言ではないでしょう。
色々な技法、手法で作品を残しています。
一番はやはりエッジングなどの版画。
初期は鳥や植物などをバランスよくイラスト的に描き、
いかにも本の挿絵や表紙らしいですが、
パリへ行くと次第に技術が高度になっていきます。
銅板に目に見えないほどの細い線を施し、
濃淡、テクスチャーまで繊細に表現します。
長谷川潔の素晴らしいところは、
飽くなき探究心。
最後の最後まで、常に新しいことに挑戦し、
失敗し、研究を重ね、より良い作品を創り出す。
なかなかできないことです。
彼の作品から与えられる感動は大きく、
彼の芸術に向ける姿勢から与えられるものは
もっと大きかったです。
長谷川潔展へ行ってきました。
長谷川潔生誕120周年のイベントです。
恥ずかしながら、長谷川潔という方
聞いたことがなかったのですが、
レベルが高くてびっくりです。
戦前生まれで、若くしてパリに渡りました。
日本にいる時から感性がとてつもなくパリ的で、
パリに行くべくして行ったといっても
過言ではないでしょう。
色々な技法、手法で作品を残しています。
一番はやはりエッジングなどの版画。
初期は鳥や植物などをバランスよくイラスト的に描き、
いかにも本の挿絵や表紙らしいですが、
パリへ行くと次第に技術が高度になっていきます。
銅板に目に見えないほどの細い線を施し、
濃淡、テクスチャーまで繊細に表現します。
長谷川潔の素晴らしいところは、
飽くなき探究心。
最後の最後まで、常に新しいことに挑戦し、
失敗し、研究を重ね、より良い作品を創り出す。
なかなかできないことです。
彼の作品から与えられる感動は大きく、
彼の芸術に向ける姿勢から与えられるものは
もっと大きかったです。
Subscribe to:
Posts (Atom)