Friday 30 September 2011

永住ビザ取得


夫が永住ビザを取得しました!

3/22に申請を出し、9/29に結果のハガキが来ました。
審査期間が約6ヶ月となっていたので、予定通りです。

申請時のブログはこちら。

9/21頃に気になって管轄の入国管理局に電話してみると、
「審査は終わっていて9/28にハガキを発送します」とのことでした。

審査が終わっているならすぐにでも送って欲しいものです‥
決まった日まで待って通知を出すなんて、
ちょっとお堅すぎませんか?


ところで、申請時に自分で住所氏名を書いたハガキが
審査終了後に送付され、
引き取り時にそれを提出するシステムが最近変わり、
今では申請時に既に引き取り期間が設けられるのだとか。

申請者にとってはかなり助かります。
許可がいつおりるかわからないと、
長期で海外に行くこともままなりません。
申請中に転職や引越し、旅行を考えるときに、
許可期間がわかるだけで色々計画ができます。

私たちも、申請中は旅行や出張も心配でした。
はがきが来たら期間内に取りにいかなければならないのですから。

永住ビザを取得しそれ関連のしがらみがなくなっただけで、
大きな肩の荷が下りた思いです!

あとは、再入国許可と外国人登録カードの有効期限に
縛られるくらいでしょうか。
これらも無意味だと思うんですが…。


これからもっとこういうシステムが
改善されてほしいものです。

Monday 19 September 2011

夏の終わりの鎌倉


三浦海岸駅から電車に乗って鎌倉に到着。

鎌倉駅は相変わらず観光客で混んでいます。
昨日と同じく残暑厳しい日。
日焼け止めを塗って、帽子をかぶっていざ出発!


母は建長寺へ行きたいらしいので、
そこを目指してまずは鶴岡八幡宮に寄ることにしました。

細い裏参道は人の間を縫って歩くほどの混雑ぶり。
関東の人が気軽に行ける古都ということと、
おしゃれなカフェやレストラン、
雑貨屋さんが集まっているということもあり、
若い人から年配の人まで、観光客がたくさんいます。

途中、道ばたで売っていた鎌倉サイダーで休憩。
民家の横のちょっとしたスペースに小さな椅子が置いてあり、
サイダー売りのお兄さんがそこで休んでいくように勧めてくれました。
ラベルが可愛らしい。

レトロな雰囲気を守る店が多いのが魅力。
ついあちらこちらと立ち寄ってしまいます。


鶴岡八幡宮もまた、お祭りのような賑やかさ。
日本各地、外国からも人が集まって、
近所にこんな場所があると楽しいでしょうね。


鶴岡八幡宮を出ると、母が希望していた建長寺へ。
地図上では鎌倉駅方面から北鎌倉駅方面へ歩きます。
大きな道路沿いで、日傘を持っていたらすれ違えないほど歩道が狭くて
あまり楽しい道のりとはいえないけど、
私たちの他にも建長寺目当ての人が結構います。


建長寺は1253年に北条時頼が建立した我が国最古の禅寺で
中国の高僧が迎え入れられ発展したということです。
美しく、堂々としています。

特に2003年に小泉淳作によって描かれた
法堂の天井画は有名で、人だかりができていました。
竜がまるで今にも飛び出してきそうなほど、
生き生きとして法堂の天井を支配します。

すごい存在感です。

法堂の他にもいくつかある建物を拝観ました。
夫は古い柏槙(びゃくしん)に興味津々でした。

建長寺を後にしてうどん屋さんでお昼ご飯を食べた後は
夫の希望で竹の庭園がある報告寺へ。

途中、「源頼朝の墓」という標識があり、
母がぜひ立ち寄りたいとのこと。
住宅街は道路などがきちんと整備されていて、
鎌倉時代からの遺跡が身近にあるなど想像がつきません。

源頼朝の墓は学校の隣の、ひっそりとした丘の上にありました。
墓の周りは当時のまま、という雰囲気で、
特別豪華絢爛でもなんでもありません。
ここでも手を合わせます。


さて、報告寺へ向かいます。

ここは駅から3キロ以上はありそうですが、
かなり混んでいます。若い人が多い。
200円くらいの拝観料を払い、竹の庭園に入ります。

高くまっすぐに伸びる竹林。
今まで竹林を見たことがないので感心しました。
外よりもひんやりしていて、休憩にはもってこいの空気。
あいにく人が多いので並んで拝観しなければならず、
お茶室も満席だったので、あまり長くはいられませんでしたが。

別の中庭も個性的だったので、しばらく眺めていました。

帰りはバスに乗って鎌倉駅に戻りました。
他にもたくさん見たい場所があったのですが、
もう夕方です。次の機会もあるでしょう。。。

帰る前に一休みしたかったのでカフェを探しますが、
駅近くのカフェはどこも満席で、一苦労です。
ようやく地下に入り口のあるカフェに入り、
冷たいカフェオレで小休止。

皆いい具合に疲れて、夏の終わりを満喫しました。

充実した鎌倉旅行でした!

Saturday 17 September 2011

夏の終わりの三浦海岸


9月のある週末、
田舎から来た母と一緒に三浦海岸へ行きました。
夏の終わりですが、この日は残暑が厳しくて日差しも強い!

三浦海岸は三浦半島の先の方にあるので、
地図上では横浜駅から近く見えても
電車で1時間くらいでしょうか。意外と遠い。

この夏はずっと休みがなかったので、
リフレッシュしたくてジムやプールが整っている
リゾートホテルを予約していました。
といっても広い部屋で家族みんなで泊まることができる
コンドミニアムのような結構カジュアルなホテル。


ホテルに到着すると、良い色に肌が焼けた子どもたちが
水泳バッグを持ってはしゃいでいます。
夏休みも終わりに近づいて、
最後の一代イベントといったところでしょうか。

チェックインを済ませ、部屋に入ると
ベランダの窓一杯に広がる海が目に飛び込んできました。

なんと癒されることでしょう!
靴も荷物も投げ出して、ベランダに出ると
暖かい潮風に包まれます。


浜辺で遊ぶウィンドサーファーたち、
浅瀬のヨットや沖の方に浮かぶ船。
忙しい日常から離れて、
やっと気持ちが落ち着いていく実感があります。


部屋でお茶を飲んでくつろいだ後、
プールへ行きました。

プールは思っていたより人が少なく、
1レーン中に一人か二人しかいません。

はっきり言って泳ぎは得意ではありません。
ジムに行ってもランニングをすることが多いので
水泳からどんどん遠ざかっていたのですが、
改めて泳いでみると気持ちがいいものです。

泳いでから隣接のスパ温泉へ。
プールと温泉を掛け合わせたような所。
体も温まります。


運動をして気分がさっぱりしたところで、
夕食までの間、ビーチまで歩くことにしました。

ここから近い湘南の海は関東圏の人たちが集まる場所なので
混雑して足の踏み場もないほどですが、
三浦海岸の海は普通の海のように静かです。
地元色が強く、所々に小さくておしゃれなカフェや
サーフショップやレストランもあります。



夕方の海は穏やか。

波、風、波、風、波、風………


若者のグループが慣れた様子でバーベキューの用意をしています。

夕食はホテルでビュッフェ。
子どもが多いので、ビュッフェは楽しそう。
料理の質は期待していたものよりもずっと良い。
刺身も新鮮だし、他の食材も地元産。
きちんとしたコース料理になります。

水泳が効いているのか、部屋に戻ると皆疲れていて
温泉に行く気力がありません。
温泉は次の日の朝行くことにして就寝。


翌日。
目を覚ますと、日の出が目の前に!

太陽が地平線から顔を出す直前と直後が
一番空が輝く瞬間です。

神々しくて、美しくて、身体の芯から感動します。
この宝物のような瞬間が、毎日毎日私たちの気づかないうちに
訪れているんですね。


さて、朝温泉はとっても贅沢な気分がするものです。
一日の初めから肩の力が抜け、心に余裕ができるというか。
休日の特権ですね。

朝食を済ませ、荷物をまとめて
鎌倉へ向かいます! (「夏の終わりの鎌倉」へつづく)